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 デオドラント剤の新しい使い方(経衣類消臭法)


投稿者名:まもる

タイトル:新型デオドラント剤について教えてください


 

長年腋の臭いに悩んでいます。幸い臭いの方は、デオドラント剤である程度抑えられていますが、このままずっと使い続けてよいものか不安です。先日雑誌で、直接皮膚ではなく、衣類につけて、体臭を消す新しい消臭剤が開発されたことを五味先生が紹介していましたが、詳しく説明していただけますか?
それは、ふつうのデオドラント剤と一緒に使用できますか? 効果はどのくらい効きますか? 教えてください。

 

投稿者名:五味院長

タイトル:デオドラント剤の新しい使い方(経衣類消臭法)について



まもるさん。
薬局へ行くと、たくさんのデオドラント剤がありますね。それらの正しい使い方については既に説明してありますので参考にしてください。

今回は、今までの消臭剤とは異なる、全く新しいデオドラン剤について説明しましょう。


従来の消臭剤は、全て直接肌につけるものです。軟膏、スティック、ロールオン、スプレーなどの違いはありましたが、直接皮膚に塗布して、皮膚からニオイが発生することを抑えることが目的でした。

ところが、新型デオドラント剤は、肌には一切タッチしません。
どこにスプレーするかというと、あなた方が日常着ている、肌着、ワイシャツ、背広などの「衣類」にスプレーするのです。

直接肌ではなく、衣類にスプレーして衣類に「消臭機能」をもたせ、衣類で体臭を消す。
ここが、従来のデオドラント剤とは全く異なる使用法なのです。

あなたは、離れ小島で一人で住んでいたとしたら、「自分の体臭が嫌だ」と悩みますか?
NOですね。自分の体からでる匂いが嫌いな人なんていません。自分の体のニオイなど、生きている証ですから出てもいいのです。
では、なぜ悩むのか?
それは、自分のニオイが周囲の人に伝わり、その人を不快にするのではないかと、責任を感じるからでしょう?
あなたのニオイは許せる、しかし、それが人の鼻まで達することが問題になるだけなのです。

ところで、あなたは人前に出る時、裸で行きますか?人間は裸のサルです。だれしも服を着てますね。衣類は「第二の皮膚」ですから。

ここで問題です。以下の条件が与えられました。最も合理的な消臭法を考えてください。


1.あなたは、自分の体からニオイがでるのは構わない。
2.しかし、そのニオイが人の鼻に伝わるのは嫌だ。
3.そして、人前では必ず服を着ている。
4.体から発生したニオイ分子は、必ず衣類の繊維の間を流れ出てから人の鼻に達する。

そうです。あなたの服を「消臭剤」にしてしまうのです。衣類を「防臭服」に加工すればよいのです。第二の皮膚から外に漏れなければ、第一の皮膚からニオイが出ても、全く問題はないからです。

たとえあなたの体から大量のニオイ分子が出たとしても、そのニオイ分子が衣類でブロックされて周囲に漏れないなら、その服を着ている限り、誰と合っても、どこへ行っても「安心」でしょう。

この消臭法は、あなたに、まず「安心」を届けるのです。

その上に、あなたに「自信」も保証します。

自分の匂いは自己の個性ですから、ニオイを出ないように抑える行為には、必ず「自己否定感」が伴います。
しかし、衣類は、別物です。衣類にスプレーしたって、衣類は文句は言いません。自分のアイデンティティーが保たれるわけですから、「自信」も回復するでしょう。

このような、衣類にスプレーして、衣類に消臭機能をもたせ、体から出た臭いを衣類で消臭する方法を私は、「経衣類消臭法」と呼んでいます。
「衣類DE消臭法」とも言われています。

「経衣類消臭法」を私が提唱したのは、臭いで悩む人が失いがちな「安心」と「自信」という人間にとって最も大切な二つの心を回復させてくれるからです。

そして、「経衣類消臭法」という全く新しいコンセプトに適する新しいデオドラント剤として開発されたのが、「イオンクリア」と「イオンダッシュ」という新型デオドラント剤です。

空気中を浮遊する体のニオイ成分には、酸性やアルカリ性など違う極性をもってます。イソ吉草酸なら酸性、アンモニアならアルカリ性といった具合です。ですから、それらのニオイ分子を消臭するには、例えば酸性ならアルカリ性で、逆にアルカリ性なら酸性の物質で「中和」してしまえばよいのです。

同じように、ニオイ成分は、プラスとマイナスという異なる極性をもっていて、自分とは反対の極性物質と接すると化学的に中和されて即座に無臭物質に転換されてしまうのです。これを「イオン交換消臭法」と言います。

ですから、経衣類消臭法を実現するためには、これらのプラス・マイナスの異なる極性をもつイオン分子を衣類にスプレーして、衣類の繊維に付着させればよいのです。

「イオンダッシュ」の場合には、このようなイオン極性をもった分子を限りなく重合させたイオンポリマーを衣類にスプレーします。グルコースを幹としてその周囲にスルホン基、カルボキシル基、アミノ基などの活性イオン分子を接木のように重合させたものです。

「イオンクリア」は、プラスとマイナスの極性をもつミネラルイオン塩をバランスよく配合して、衣類の繊維に強固に付着させて消臭機能が持続的に保てるようにしたものです。さらに、衣類に静菌効果も付加されるようにしています。

使い方は、いたって簡単です。

夜寝る前や出かける前に、着る予定の下着や上着に軽くスプレーするだけです。
スプレーする箇所は、あなたがニオイの気になる部分です。例えば、腋のニオイが気になるなら、衣類の腋にあたる部分。汗のニオイや、加齢臭などの広い範囲から出るニオイには、下着や背広の胸や背中にあたる部分。足のニオイなら靴下。陰部のニオイならパンツといった具合です。
スポーツの時の汗のニオイが気になるなら、スポーツウエアの全体にわたってスプレーしてもよいでしょう。

通常のデオドラント剤を体全体にスプレーすることは健康上問題がありますが、これらは直接肌に接するわけではありませんので、衣類の広い範囲に噴霧してもなんら支障はありません。


効果の持続時間は、肌に直接スプレーするものなら汗をかいて流れてしまえば効果がなくなります。しかし、衣類の繊維に強力に付着しているものなら、衣類を洗濯をするまで持続します。一日1回のスプレーで十分でしょう。勿論、会社に携帯して汗の臭いが気になる時に、背広にシュッとスプレーするのもよいでしょう。

このように、さまざまな使用法が考えれられますが、私は従来のデオドラント剤の使用をやめなさいと言っているわけではありません。
皮膚のデオドラント剤と衣類のデオドラント剤の両者をうまく「併用」するのです。そのことで、より完璧な消臭が可能となるなら、「自信回復剤」として、双方のメリットがうまく活かされることでしょう。

また、皮膚に塗布すると、かぶれや色素沈着が起こる人、持続的に使用していて効果が減少してきた人、自分の体臭と混ってより不快な臭いになる人なら、従来のデオドラント剤を少し控えめにして、新しいデオドラント剤で効果を補ったり、制汗剤を休止する期間に「衣類で消臭剤」で代用するなど、臨機応変な使用法が可能でしょう。

この新しい消臭剤は、今消臭剤の分野での「デオドラント革命」としてマスコミなどでも注目されています。
しかし、私は自著の「デオドラント革命」でも述べているように、体臭を消去することの目的は、単にニオイを消すことではなく、そのことで消極的な「自己イメージ」を変革して、前向きで積極的な生き方ができるようになることなのです。
そのような自己意識の変革によって社会性が回復されるなら、それが真の「デオドラント革命」なのです。
革命とは、心から始まる静かな革命のことです。

「イオンクリア」や「イオンダッシュ」がそのような心の革命の手助けとなることを提唱者として願ってやみません。

 

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