わきが多汗症研究所……わきが・体臭・多汗 心と体の研究室

体のニオイの発生源…頭・耳・鼻 その2

 


ニオイは身体ぜんぶが発生源

 

 さていままで、身体の臭いの悩みの特徴や悩みそのものの本質、人がどのようにしてニオイを感じるのかを説明してきましたが、ここからがいよいよ各論です。

 これからは、身体のニオイの発生原因とその対処法について、その発生源別に考えてみることにしましょう。人間は頭のてっぺんから足の爪先までありとあらゆる場所が臭いの発生源となりますが、その代表的なものを上から順に見ていきましょう。

 まずは頭部です。

 

 

 

 ここは、皮脂腺が特に発達している部位で、いつも「皮脂」というアブラが活発に分泌されています。皮脂は皮膚を護り、同時に髪に潤いを与えてくれる功労者です。

 しかしこの皮脂こそが、髪のニオイの原因でもあるのです。髪を埃で汚れたままにしておくと、皮脂が頭皮や髪にたまり、それを細菌が分解して嫌なニオイを放ちます。  また、頭髪には周りのニオイ分子を吸収しやすく、しかも吸収したニオイを濃縮して発散させるという性質があります。煙草を吸う人の髪からはニコチンやヤニの臭いがしますし、家の中で動物を飼っている人の髪にはその動物特有のニオイが移ります。  髪のニオイの予防法は、もちろん洗うことです。ただし注意してください。というのもあまり洗いすぎたり乱暴に洗ったりすると、キューティクルという毛髪の一番外側の部分が傷ついて、ことさらに皮脂の細菌分解が進むからです。

 

 流行の朝シャンについても一言。ニオイ分子は、湿った髪の毛に吸着しやすいものです。朝洗った髪をよく乾かさないで外出すると、周囲のニオイがここぞと髪にくっついてきます。髪は寝る前に洗うのがよいでしょう。

 

 頭のニオイのもうひとつの原因はフケです。フケは、皮膚の新陳代謝によって頭皮がはがれたもので、頭の細菌の格好の住みかです。ですから、フケが多いほど頭のニオイは強くなります。

 いわゆる「フケ症」とは、ストレスやお酒の飲み過ぎ、刺激物や糖分の取りすぎなどで新陳代謝の周期が短くなり、フケの量が多くなってしまう状態です。

 またフケはストレスや睡眠不足のときに睡眠深度が浅い眠りが続くと特に増加します。快眠のためにイオン枕や磁気マットなどの工夫も良いでしょう。

 また、脱毛の気になる人のフケ対策にはセンブリやプラセンタエキスの入った育毛剤もよいでしょう。フケは見た目に不潔なだけでなく、ニオイの原因にもなり、同時に体の老化のバロメーターともなります。

 フケを少なくする生活を心がけることが大切です。

 

 

 

 体のニオイがあることで病気の存在が見つかることもあります。

 たとえば耳から普段と違うニオイがするようなら、すぐ耳鼻科の先生に診てもらうべきです。いわゆる耳だれによることが多いからです。

 外耳炎ならば痛みや発熱で異常に気がつきますが、慢性の中耳炎などでは自覚症状がなく、最初にニオイで病気が見つかることもあります。耳アカがたまりすぎたときにもニオイが出ます。

 耳は清潔にするべきですが、最近、耳の掃除のしすぎによる外耳炎が増加しています。なにごともほどほどが大切です。

 

 

 

 蓄膿症では、膿汁のために強い臭いを発します。でも鼻に炎症のある場合には、嗅覚が減退するため本人は嫌な臭いと感じない場合もあります。

 蓄膿症の人は、鼻が詰まって口で呼吸することが多いため、唾液が乾き、口内の自浄作用が低下し、口臭の強くなることがあります。この場合には、病気の治療と同時に、蒸気吸入器などで鼻粘膜やのどの粘膜を加湿して潤すことによってもニオイの発生を減少させることができます。

 

 次回は食べ物の入口と出口のニオイ、口臭と便のニオイについてお話ししましょう。

 


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