わきが多汗症研究所……わきが・体臭・多汗 心と体の研究室

足のニオイ その2

 


足のニオイの対処法

 

 では、足のニオイを抑える対処法について説明しましょう。

 それはなによりも、「汗」対策です。しかし暑くて出る汗(温熱性発汗)を抑えることは生理的に困難です。

 でも、今問題の精神性発汗は、ほんのちょっとしたコツさえつかめば簡単に抑えることができます。そのコツとは「もっと汗を出してやろう」と努めることです。

 夜眠れないときと同じです。眠ろうとすると目が冴えてしまい、逆に朝まで起きていようと開き直ったとたん寝てしまった。そんな経験があるでしょう。

「望みが強すぎると欲しいものは逃げていく。逃げてばかりいると恐れていたことが出現する」これは人間の心理をついた言葉ですが、その応用です。汗をかくのが嫌ならば、それを無理に止めようとせず、逆にもっと汗をかこうとするのです。こんな簡単な方法ですが、実に効果的なのです。

 

 もう一つのコツは呼吸法です。発汗は、交感神経の刺激でコントロールされています。一般に胃の蠕動や血管の収縮、心臓の鼓動のように自律神経が司る動きは自分の体といえどもコントロールすることはできません。

 しかし唯一、意識的に早くしたり遅くしたりできる自律神経の働きがあります。それが呼吸です。呼吸をゆっくりすれば、つられて心臓の鼓動も遅くなり、血圧も下がり、全身の筋肉も緩んできます。交感神経の緊張も解けて、末梢の汗腺(エクリン腺)を支配している交感神経が鎮まって、発汗が抑えられるのです。

 こうして足の裏の汗もおさまり、足がムレなくなってニオイも抑えられる道理です。  

 

 次なる手は、足の裏の角質の対策です。角質は、細菌の餌となる垢の供給源ですからこまめに取り除きましょう。

 昔ながらの軽石で、お風呂の度にこすり落とすのが一番ですが、最近は電動の道具(角質スムーサー)もあります。ネイルサロンなどと呼ばれるフットケアーのお店も盛況のようです。

 

 次に大切なのは、なんといっても足の汗を素早く蒸発させてムレを防ぐことです。それには裸足が一番。でも通勤などでは靴を履かねばならないし、靴下やストッキングも必要ですが、会社の中や休みの時には裸足か風通しのよいサンダルを履くのが理想です。どうせなら足裏を刺激し、血行を促進する健康サンダルや健康スリッパをお勧めします。

 靴のニオイを防ぐことも大切です。

 足のニオイは、皮膚と靴下と靴のニオイが三位一体になったものです。靴は二〜三日続けて履くと汗が吸い込まれて湿気を帯び、イソ吉草酸などのニオイ物質が吸着し細菌も繁殖をはじめます。ですから靴は一日履いたら二〜三日は風通しのよいところで陰干しして休ませてください。朝でかける前に靴用の防水スプレーと足用の制汗スプレーをしておくのも効果的です。

 靴の中敷をこまめに取り替えることも忘れずに。

 最後に足のニオイを簡単に予防するお勧めが、竹酢液(木酢液でも可)です。竹酢液とは、竹から炭を作るときに採れるエキスで、同じく木から採れるエキスが木酢液です。どちらも強い酸性で、昔から民間療法で消炎、殺菌、かゆみ止めに使われてきました。お出かけの前後にお湯を張ったタライに二〜三CCほど入れて、足を浸してよく洗ってください。これでかなりニオイが抑えられます。

 それから、「マコモ」はご存じでしょうか? マコモはイネ科の植物ですが、その穂に寄生する黒穂菌は、雑菌の繁殖を抑えながら垢などの老廃物を食べてくれます。しかも黒穂菌は熱湯の中でも死ぬことはないので、さきほどの竹酢液などと組み合わせて使えば効果は倍増です。

 

 さてA君。聞こえたかい?

 B子さんの家はもうじきだろう?

 胸を張って、自分を信じて行ってらっしゃい。

 話題がとぎれても、足が臭っても大丈夫。

 キミのハートは伝わります。

 そう、その笑い顔です。

 


わきが・体臭・多汗 心と体の研究室 五味クリニック附属 わきが多汗症研究所

〒169-0073 新宿区百人町1-10-12 TEL 03-3368-5126 

戻る

わきが多汗症研究所

わきが体臭多汗症の記事

わきが多汗症相談室

腋臭体臭多汗悩みの共有メール

腋臭ニオイ汗最新情報

ワキガ治療 五味クリニック

腋臭手術相談室

わきが多汗症ブログ一覧