ワキガ多汗症研究所……ワキガ・体臭・多汗 心と体の研究室

エクリン汗は何のために存在するのか?

 


 人間の進化とともに、アポクリン腺が退化していったのとは対照的に、エクリン腺は発達していきました。

 肪寒具であり、日傘の役割もしていた体毛が退化して、それこそ丸裸になった人間は、寒さには衣類を着ることによって対処し、暑さに対しては、エクリン腺からの発汗によって、体温を乎均36.5〜37.2度というきわめて狭い範囲に一定にさせることで対処するようになりました。

 このような発汗を温熱性発汗といいます。いわゆる汗っかきといわれる人は、この温熱性発汗が盛んに行なわれるためなのです。これはむしろ、生体のホメトスターシス(恒常性)を維持するためのものであり、生理的な多汗で、けっして病的なものではありません。

 さらに、エクリン腺には、もうひとつの働きがあります。それは、精神的な緊張時に生ずるもので、精神性発汗といわれるものです。

 

 これは主に、手のひら、足の裏などにみられます。物をつかんだり、立ったり、走ったりする時、皮膚の摩擦を大きくし、しっかりと握ったり、きちんと立ったりする役目をしています。その意味では、これも生理的なものであるといえます。

 ただし、ちょっとした緊張で、異常に手掌や足掌に汗をかく場合には、「多汗恐怖」として区別し、心理的な治療法を必要とします。

 


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